シューゲイザー、ネオアコ系POP、80年代洋楽を中心としたCDレビュー
Nothing's Lost / Styrofoam


■何やかやと気忙しい今日この頃です。そんなときはこんな音楽がいいですね。いつも素敵なエレクトロニカを届けて下さるazzaroさんに教えて頂きました。⇒ unreleased by azzaroさん

■ゆったり、たおやかなエレクトロニカ。詩情豊かな美しいメロディをたどる静かな歌声。ノイジーなギターをフィーチュアしたトラックもあり、いわゆるエレクトロ・シューゲイザーといった趣も。当ブログでも何度か取り上げたSlowdiveのトリビュート「Blue Skied An Clear」でも「Altogether」と「Fade Out Your Eyes」(渋い選曲です!)の2曲をカヴァーしていましたし(試聴などはこちらblog内記事から ⇒ 2006年01月27日の記事)、彼らのファンの方にもきっと気にいって頂けるのではないかと思います。前述のblog内記事の中、メインでご紹介しているElectric Presidentなども所属するレーベル「morr music」からのリリースです。

■上記ジャケ画像クリックにて全曲試聴可能。

■公式サイト ⇒ /// styrofoam

■Myspaceも ⇒ www.myspace.com/styrofoam

■合わせてこれも買いました。


I'm What's There to Show That Something's Missing


A Heart Without A Mind EP

■上記作品の試聴は、前述Myspaceやazzaroさんの記事からぜひ!

Special thanks : azzaroさん(^^

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

s/t (Self-Titled) / Electric President


■色ガラスを丁寧に嵌め合わせて作り上げた音のステンドグラス。冬の午後の穏やかな光にカラフルに浮かび上がるのは、エレクトロニカをベースにしたバックトラックとアコースティックギター、そして囁くような男性ヴォーカルが紡ぐジェントルなメロディーだ。M7、M8のようなシューゲイザー寄りのアプローチも悪くない。きっとジャンルにこだわらず良質の音楽を大切に聞いているのだろうな。そんな事が静かに伝わって来る、ハートウォームな一枚です。

■Electric Presidentは、米フロリダ州在住、20代前半のBen CooperとAlex Kaneによるユニット。本作がデビュー・アルバムとなり、ムームやStyrofoam、Ulrich Schnauss、Komeitなど良質のエレクトロニカ系アーティストを擁するベルリンのレーベルMorr Musicからのリリースです。

■公式サイトはこちら。彼らによるいくつかの別プロジェクトの情報も合わせて ⇒ The Radical Face Tour

■レーベルサイトで全曲試聴可能 ⇒ morr music berlin

<試聴方法>
(1) TOPページ真ん中あたりの「ENTER」をクリックします。
(2) 次に表示されたページ左上にあるジャケ画像をクリック。
(3) ページ中央付近の「→ listen!」をクリック。トラックリストから聞きたいトラックをクリックすると曲がプレイされます。

■なお、上記(2)で表示されたページ右のメニューから、一番上にある「RELEASES」をクリックし、タイトル一覧より「mm030」を選択すると、このレーベルの所属アーティストによるSlowdiveのエレクトロニカ・トリビュート作品「Blue Skied An Clear」を全曲試聴できます。こちらも素晴らしいので是非!


Blue Skied An Clear : A Morr Music Compilation / Various Artists

テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

KOMEIT / KOMEIT (2001)
「夏の暑さを和らげる一枚」シリーズ、その2。Komeit 特集。

KOMEIT

試聴(オリジナルEP)はこちらから ⇒ indigo レーベル

リズム・マシンというよりはリズム・ボックスと言った方がふさわしいチープなリズムに、やはりチープなシンセ音。その何とも言えない宅録感。フレット・ノイズ丸聞こえなアコースティックギターのミニマルなアルペジオ。腹筋なんか一ミリも動かしていないだろう呟くようなヴォーカル。ヘロヘロなハモリ。しかしこれが実に涼しくていいんです。ドゥルッティ・コラムやサム・プレコップにも通じるものがありますが、それらともまた違ったレモン・シャーベットの味わい。静寂の中の音楽−。komeit (コメイト。実際には"e"の上にはウムラウトが付いてます)はベルリンのクリス・フロー(g, vo)、ジュリア・クリマン(key, vo)による男女ユニット。初期の2枚のEPにボーナストラックを加えた、全18曲。オススメです。

Falling Into Place
「 Falling Into Place 」(2002) こちらもCOOLです。試聴はこちらから ⇒ indigo レーベル

Falling Into Komeit
「 Falling Into Komeit 」(2004) 上記 Falling Into Place を丸ごとRemix! 。全曲試聴可能

Blue Skied An Clear
エレクトロニカ系のアーティストたちによる2枚組のトリビュートアルバム「Blue Skied An Clear: A Morr Music Compilation / Various Artists」(2004)でも「When The Sun Hits」「Same, Same」の2曲をカヴァーしています。

KOMEIT
最近の映像。こういう音楽を作る人にふさわしく、穏やかでいい雰囲気です。
Lust / Rei Harakami
Lust

レイ・ハラカミ氏4年ぶりのアルバム「Lust」が実に素晴らしい!!強いて紐付けるとするならば、アンビエント・テクノ、音響派、エレクトロニカ、そういったジャンルが思い浮かびますが、そんな括りなど何だかつまらなく思えてくるような、それは美しいドリーム・ポップ作品です。

全編を通して使われる甘やかなエレピの音色と、幾重にもクロスするまろやかなディレイ音。一曲の中でも目まぐるしく変化し、時に重なりあっては複雑なポリ・リズムを奏でるリズム・トラック。寄せては返す波の音、星の瞬き、風にたゆたう雲の流れ、木々のざわめき・・・そんな自然の息づかいさえ感じさせるような、デジタルなのに温かい、カラフルな魅力の音世界です。

細野さんの「終りの季節」 ( 細野晴臣1stソロ・アルバム「HOSONO HOUSE」に収録 ) をカヴァーしたのも必然とさえ思えてきます。素朴なボーカルも楽曲にマッチしていてとてもいい。これからの季節にもぴったりの、いや、季節を問わず日々の暮らしに彩りとうるおいを与えてくれそうな、超強力にお奨めの一枚です。

音楽とその人柄とのギャップも楽しい公式ブログはこちら ⇒ レーハラカミの『ふれあい押し問答』