深く静かに語りかけてくる音楽。シンガー・ソングライター、ジョッシュ・ロウズが、故郷ナッシュビルへの想いを音で綴る5thアルバム。アコースティック・ギターを中心としたシンプルなバック・トラックに、要所要所でアクセントとなっているスライドギターが郷愁を誘う。ハートウォームなボーカルと、身体に馴染んだシャツのように着心地の良いメロディーがとてもいい。以前ご紹介したジェイムス・イハ「Let It Come Down」と同じ匂いの、僕の大好きなエヴァー・グリーンが本作にもある。意外なところでは、プリファブ・スプラウトの「プロテスト・ソング」を思わせる肌触りもあって、これらの作品がお好きな方にもぜひご一聴をお奨めしたい。ジャケ画像クリックにて全曲試聴可能。

■「八月の終わりの日々」というタイトルの本作をご紹介するのは、まさに今をおいて他にはないだろう。スロウ〜ミディアムのゆったりとしたメロディーと枯れた味わいのヴォーカルは、夏の終わりにふさわしく、かすかな胸の痛みを呼び起こす。照りつけるような陽射しが弱まるにつれ、次第に溶けて混じりあう光と影のはかなさにもどこか似た、透明で哀愁を帯びたバック・トラックがいい。繊細で無垢なギターのリフ、優しい音色のホーン。どこまでも高く吸い込まれていくようなピアノ。ハーモニカ。すべてが柔らかなディム・ライトの中で、過ぎゆく季節をいとおしむように・・・。
■Airlinerは、 Aerospace、Acid House Kings、Club 8 のメンバーによる、スウェディッシュ・ギターポップ・バンド。これらのバンドのファンはもちろんのこと、Belle & Sebastianなどお好きな方にも自信を持ってお勧めできる一枚です。ジャケ画像クリックにて全曲試聴可能。
一流のポップ職人によって生み出された音の宝石箱。ツボを知り尽くしたメロディー・ラインがとにかく素晴らしい。哀愁の、切なさの、青春の・・・。それもそのはず、この聞きなれないバンドの正体は、ベアネイキッド・レディースのヴォーカリスト、スティーヴン・ペイジのソロ・プロジェクトで、楽曲の大半がライラック・タイムのスティーヴン・ダフィ(デュラン・デュランの創立メンバーでもあったことは今や蛇足だろう)との競作なのだから。ギター・ポップのお手本のようなカラフルなバック・トラックも文句無し!ジャケ画像クリック、または下記の公式サイトにて全曲試聴可能です。
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